Kyash Techチームのブログ記事発信の進め方

Kyashの@konifarです。

Kyash Techチームでは、エンジニア採用活動の一環として社外向けの発信を強化しています。

発信と一口に言っても、ブログ記事の公開からLTやカンファレンスでの登壇、Meetupの実施、書籍の執筆など様々ですが、今回はブログ記事発信の取り組みに絞って書きます。

きっかけ

2021年1~5月のエンジニア採用実績を分析してみると、2021年の採用目標の達成が難しいことがわかりました。スカウト返信率やオファー受諾率をこれまで以上に改善したとしても、スカウト以外のリファラルや自己応募を増やさないといけないことは明らかでした。

リファラルは『知り合いを誘える組織かどうか』が重要で、単なる採用のチャネルというよりは組織開発と密接に紐づく側面が大きいです。社内では「Kyashに合うエンジニアがどういうものかわかりづらい」、「チームで取り組んでいることが社外の人にもわかるようなネタが少ない」といった意見が上がっていました。要するに『誘える知り合いはいても誘っていいか判断がつかない』ということですね。

また、2019年下期あたりにかなり社外の発信を行っていた時期に採用がとてもうまくいったという実績*1もあり、Techチームの取り組みや雰囲気を知ってもらう機会としてチームでブログ記事を書いていくぞということになったのでした。

Tech meetingという週一の定例で相談して「いいじゃん」みたいな反応をもらい、シュッと進められるのはチームのよいところと言えるかもしれません。

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スケジューリング

週2回の公開を目安としてスケジュールを組んでいます。KyashのTechチームは2021年7月時点で31人、8チームあるので各チームごとに担当日を決めて書いています。

普段の開発のタスクもあるので、この進め方は意見が分かれるかなとも思ったのですが、発信の取り組みについてはポジティブなメンバーが多く「じゃあそれで」みたいな感じでゆるく決まりました。

記事の内容

Kyash関連の話を書くことを原則としていますが、継続して発信することを目的としているので個々人の技術キャッチアップの話などもOKとしています。

『自分が外部のエンジニアだったと仮定して興味が湧きそうな記事』という観点で各チームごとにネタ出しをして、ネタ用のSpreadSheetに雑に書いていってもらっています。

こういった取り組みをする際によく出る悩みとして「書くネタがない」というのがありますが、それをチーム内で「あれもいいんじゃない?」と話したりチームを超えて他薦したりして何とかしている感じです。日々業務をしていると何かしらネタはあるんですが、自分だと気づけないということも多いですしね。

公開場所

公開する場所は特に指定していません。個人のブログやnote、QiitaやZennでもよいですし、Kyash Product Blogでもよいです。会社のブログに限定する必要がないというのが理由です。

とはいえ、一覧できるページがあった方が候補者にとってはよいだろうということで、採用リポジトリに簡単なインデックスページを作っています。

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公開までの流れ

採用リポジトリGitHubプロジェクトで管理しています。

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記事を書くことが確定したら、 ブログ用のIssueテンプレートから起票してもらいます。そんなにキチッと管理する必要もないんですが、GitHubプロジェクトで見える化して公開したら面白いんじゃないかという雑談から試験的に始めてみて、今のところまあまあうまく回っています。

これから書かれる予定の記事がBacklogで見れたり、難航していそうな状況がわかったりするので、興味があればたまに覗いてみると面白いかもしれません。

公開前にレビューのプロセスを入れています。そこまで堅苦しいものではないですが、Google docsで記事の下書きを書いてSlackのブログ用チャネルでレビュー依頼し、コメントを書く形で進めています。

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公開後の流れ

採用担当の@mayuyu_desuyoに社内での周知や採用Twitterアカウントでのツイートなどを全てお任せしています。

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Kyash全体で社員数は80人を超え、各チームメンバーが何をやっているかわからなくなってくる規模なのでこういった社内の周知もとても意義があるものだと感じています。

効果

1ヶ月で8記事公開してきたところで、まだ効果は数字には現われていません。

発信に興味を持ってカジュアル面談に来てくれた方もいるので、継続して取り組むことで採用には必ず効いてくるものだと感じています。

自分の感覚だと、採用がうまくいっている組織はどこもある程度外部の発信に力を入れている印象があります。取り組み自体が社外の認知に繋がるのに加えて、社内にもいい影響を与えると思うのでチームで続けていければいいなと思っています。

また、「あの記事を書いた人なのか」とか「あの組織でこういう仕事をやってたのか」といった話が社外で通じるかどうかは個々人のキャリアにおいても重要だと思うので、Kyashのメンバーにもメリットがあるレベルまで持っていけるとよいですね。Kyashの社外での認知が上がることで、今後Kyashのメンバー自身が転職や独立する時にもプラスになるとよいなと考えています。


そんな感じで、Kyashではさまざまな職種でエンジニア採用をがんばってます。少しでも興味が湧いた方はぜひ以下のリンクをご参照ください。

open.talentio.com

Kyashfm | Podcast on Spotify

カジュアル面談も転職意欲の有無は問わないので気軽にお申し込みください。

docs.google.com

*1:Web+DB Press Kyash開発ノウハウ大公開執筆、builderscon tokyo 2019登壇、Kyash Advent Calendar 2019完走などが重なり、面接数やオファー受諾数もかなり増え、実際に入社したメンバーからも興味を持ったきっかけや入社を決めた理由に影響を与えたというフィードバックをもらっています。