Kyash Techチームの2021年7~9月の対外発信の結果まとめ

Kyashの @konifar です。

Kyash Techチームでは、エンジニア採用活動の一環として社外向けの発信を強化しています。強化の背景は Kyash Techチームのブログ記事発信の進め方 に書きました。

こういった活動は定量的に評価するのが難しいですが、7月から9月までやってきた結果をいくつかの観点からまとめてみます。

やったこと

チームで週2くらいで発信していく流れができたのはよかったと思います。

登壇数ももともと3回くらいを目標にしようかという話があったので達成できてよかったです。登壇をきっかけにして別の登壇が決まったりして、いいリズムになっているのも感じています。

選考への影響

- 4~6月 7~9月
応募数 22 26
自己応募数 4 5
面接数 4 4
オファー数 0 2 (うち採用1)
候補者の発信に対する言及数 0 7

応募数、自己応募数は少し増えました。面接数は増えてはいませんが、オファー数は上がっています。

候補者からの発信に対する言及数は明らかに増え、候補者の認知にはいい影響が出ています。例えば次のようなコメントをもらっています。

  • 技術ブログを見てモバイルの分野に技術力の高いメンバーが在籍していると思った
  • Kyashは昔使っていたが最近の進化や技術ブログの発信に関心していた
  • アウトプットなどを見て優秀なエンジニアが揃っているというイメージが強かった
  • 社内でも発信を強化していきたいねという話はしていて、Kyashは発信をかなりやっている印象があった
  • 技術ブログなどでのアウトプットを含め、技術的な挑戦をされている企業であると感じているので、課題感も含めて一度お話ししたい
  • Kyashは技術力が高そうなイメージを持っており興味深い
  • 技術ブログや会社・メンバー紹介のnoteの記事を拝見させていただき一度お話をお聞きしたいと思ったので、ぜひ面談の機会をいただきたいです
  • KyashのAndroid/iOSアプリエンジニア向けのカジュアル面談はこんな感じを見て、面談の申し込みに対するハードルが下がり、話の流れのイメージもできたので非常に助かりました

もちろん全てが対外発信強化によるものではありませんが、ある程度効果はあったと言えそうです。

募集要項ページへの影響

- 4~6月 7~9月
訪問ユーザー数 2261 2398
発信経由ユーザー数 85 (3.76%) 436 (18.2%)

ブログやGitHub経由での流入数はかなり増えました。一方で、訪問数は微増です。これは、5月の大きなリリースの影響でTwitter経由での訪問数が547もあったためです。継続的な発信とは別で、プロダクトのリリースや事業のポジティブなお知らせのタイミングで適切に発信することがとても重要だということがわかります。

recruitmentリポジトリへの影響

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Kyashでは面接の流れや参考記事のまとめなどの採用関連情報をGitHubリポジトリにまとめています。

github.com

star-history のデータをみると、star数は4~6月で 145 から 152 で 9個の微増に対し、7~9月では 152 から 213 で61個と大きく増加しました。訪問者数は直近1ヶ月の推移しか見れないので計測できていません。

10~12月どうしていくか

正確な効果計測は難しいですが、ある程度よい効果があったと言えるのではないでしょうか。こういった取り組みは続けることで積み上がって複利で効果を上げていくので継続していこうと考えています。

週2回の更新ペースは、認知・ブランディングの向上において必要なベースラインだと思います。ただ、今回Techチームでまず小さく試してみたところ、正直継続するのは厳しいこともわかりました。こういった実現可能なペースは、組織によって違うと思うのでよく話して決めていく必要がありますね。

そこで、10月以降はデザイナーやプロダクトマネージャー、BizやCSのチームも巻き込んで採用にコミットするべく発信に取り組んでいこうと考えています。小さく始めてちょっとずつ育てるってやつですね。

10/20 (水) には、Androidチームの @kkagurazaka が DroidKaigi 2021 で登壇し 原理から完全理解するDagger Hilt Migration を話しました。

10/26 (火) には、pmconf 2021 にてシルバースポンサーとしてKyashが参加します。Discord上の専用チャネルにて、CEO鷹取とPdMがどう協業してプロダクトを作っているかなど、Kyashでのプロダクト開発の"現場"の話をします。興味があればぜひお越しください!

プロダクトの改善はもちろん、採用活動も全員でやっていきたいと思います。

こういう感じでやっていきたい方、やっていっている雰囲気が気になる方はぜひカジュアルに面談をお申し込みください。転職の意思を問わず歓迎します。

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