Goの社内勉強会はじめました
はじめに
Kyashの @uncle__ko です。
普段はTechチームの生産力向上のためにfourkeys基盤の構築や、リアーキテクチャ含めた技術的負債の解消などを行っております。
僕のやっている仕事については記事を書いてるので、興味があれば見ていただけると幸いです。
今回は社内でGo言語の勉強会をはじめてみたので、そのことについて書こうと思います。
KyashとGo
KyashのServerSideは基本的にGoで書かれています。
一部Pythonを使っていたりScalaを使っていたりしますが、9割以上はGoで書かれています。
ですのでKyashのServerSideエンジニアとして働く以上は絶対にGoと関わることになりますし、勉強は避けては通れない道です。
KyashがGoを採用している理由はいくつかありますが、主に以下のようなことが挙げられます。
- 文法がシンプルで可読性が高く、直接機械語にコンパイルするため、消費リソースも抑えられ実行速度も早くなる傾向がある
- 言語レベルでGoroutineという軽量スレッドがサポートされていて、平行処理も比較的簡単に書くことができる
- クロスプラットフォームに対応していて、あらゆる環境用に簡単にコンパイルできる
- 金融系だとWindowsでしか動かないツールと共存しないといけないこともよくある
採用の面でも、Goは比較的注目されている言語で、創業当時は感度の高いエンジニアが多く応募してくるという意味でも、Goを選択したのは正しい選択だったと思います。
Goの勉強会はじめてみました
そんなわけで、KyashのServerSideエンジニアとして働く以上避けては通れないGoの学習を会社の中でわいわい楽しくできるといいなと思い、勉強会をはじめてみました。 また、Goコミュニティは比較的Goへの愛がある人が多いイメージもあり、Gopherを増やすべく社内勉強会を開催している企業の噂もよく聞くので、Kyashでもはじめてみたいという想いもありました。
社内でのGo勉強会「Kyash.go」の目的
目的としては下記を置いています。
- 社内のTechチームの中でGoの知見を広げていこう!
- 社内のTechチームだけではなく社外にもKyashはGoでやってるぞ!っという発信もしていこう!
すごい気軽にはじめてみたので、あまり重すぎたり準備が必要だと負担に感じてしまうかなと思い、気軽にだれでも準備不要で参加できる勉強会にしていこうと思っています。
どんな感じで運用しているの?
開催間隔は隔週で行っています。
まだ初めてみたばかりですので、もしかしたら週イチ開催になるかもしれません。
時間は45minで、僕と一緒にこの勉強会を立ち上げた @convto と僕でファシリを行ってます。
短期的な成果や発信するノルマ(ブログ書けとか)は特に設けずに、ゆるく楽に続けていくことが目標です。
来るもの拒まず、去る者追わず。
参加したいテーマの会だけ参加するのもOKとしています。
もちろん資料を作ってがっつり話したい人がいれば、作ってもらっても全く問題ないです。
楽に長く続けていくことが大事だと思っているので、できるだけ運用負荷は少なくはじめました。
どんなことしてるの?
準備不要でどんなことをするのか記載すると、下記のようなことを想定しています。
- Go Spec をみんなでワイワイ読んでみる
- Proposal 眺める
- Release notes みる
- The Go Blogとかよむ(Memory Modelとかおもしろそうなやつ)
- 標準パッケージ読む
直近ですと、1.19 がリリースされたので、みんなでRelease Notesをみてワイワイ盛り上がったりしました。
ゆくゆくはGo Conferenceのスポンサーしたり、Proposal出してみたりしてもいいかなっておもってますが、まずは勉強会を継続していくことに重きを置いていくつもりです。
さいごに
Kyashでは、こんな感じでゆるく勉強会をはじめてみました。
Goが好きなエンジニア、Goに興味があるエンジニアの方は積極採用中ですので、お気軽にご応募ください!