Androidアプリの開発をしている @konifar です。
少し前の話になってしまいますが、 9/25 (火) に 人生 をテーマにした3回目のKyash Meetupを開催しました。
今回はその様子をまとめさせていただくとともに、次回『Kyash Meetup #4 プロダクト開発』の募集もさせていただこうと思います。
開催の経緯
人生がテーマのMeetupと聞いて、何を言っているのかと感じた方も多いと思います。
なぜ我々が人生をテーマにしようと思ったかというと、理由は2つありました。
3回目なので少し変わったことをやってみたかった
1回目はiOS・Android、2回目はServerSideとテーマを決めてMeetupを開催してきて、3回目も同じようなテーマでやってもよかったのですが、一度少し変わったことをやってみたいねという声がありました。テーマを決めるブレストの中で、面白そうなネタといえば、やはり『転職』と『年収』ではないかという意見が上がり、それを少し抽象化して人生でやってみようと決まったという経緯です。
開発チームメンバーの人生についてお話しすることで雰囲気を知ってもらいたかった
もう一つ真面目な理由として、人生についてお話しすることで普通のMeetupよりもメンバーの人となりや雰囲気を知ってもらいたかったという意図もあります。 Meetupは、まずKyashに興味を持っていただくことを目的としています。あわよくばそこから採用につながれば嬉しいなとは考えていますが、どんな人がいるかもわからない会社にジョインしようとは思わないですよね。技術的な話を聞きたいという意見ももちろんあるとは思いますが、それは懇親会でも話せるので一度人生のみを話すMeetupがあってもよいのではないかということで開催に踏み切りました。
初めての試みということもあってイベント前には何を話せばよいのか結構悩むことも多く、社内では
- 「人生の進捗駄目です」
- 「今日は人生終わらせます」
- 「人生間に合いません」
- 「人生のリハやります」
といったワードが飛び交っていました*1。
当日の様子
Kyashの開発メンバー8人がLTするため、間延び防止のために5分厳守で行うことにしました*2。
今日のルール! #kyash_meetup pic.twitter.com/zXqlSoKu22
— まつたけ太郎 (@TAKA_0411) September 25, 2018
当日の様子はtogetterにまとめていますので、今回は私の感想を織り交ぜながら紹介したいと思います。
LT1『私の年棒グラフと幸せグラフ』 by @konifar
私の年収グラフと幸せグラフ / The graph of my income and happiness - Speaker Deck
LT1本目は、Androidアプリエンジニアのkonifarによる年棒と幸せについてのLTでした。 自身の年棒と当時の幸せ度についてグラフ化し、いくつかのフェーズに分けた上で相関関係について話しました。
一時期は年棒を半分近くにまで落としたことのあるメンバーが、今何を考えてKyashにいるのかがなんとなくわかる内容になっていたのではないかと思います。
LT2『英語×エンジニアの可能性について』 by @maaaato
Kyash meetup No3 - Speaker Deck
LT2本目は、インフラエンジニアのmaaaatoによるエンジニアが英語を学ぶことで可能性が広がるという内容のお話でした。 実はmaaaato自身、5月から8月まで休職してフィリピンに語学留学をしていて、帰ってきたばかりでのLTとなりました。
もともと創業時のKyashは外国人のメンバーが多く、英語が飛び交う職場でした。今は日本語が話せるメンバーだけになりましたが、英語のドキュメントを読んだり、時にはミーティングをしたりといったこともあり、英語に触れる機会は当然あります。個人的には、LTも英語でやると決めて実行しているところがCoolだなと思いました。
LT3『エンジニアリングマネージャーの人生』by @kobakei122
LT3本目は、エンジニアリングマネージャーのkobakeiによるエンジニアリングマネージャーのロールや働き方についてのお話でした。 Kyashでエンジニアリングマネージャーになって約半年のkobakeiさん。意識的に開発の前線から離れて組織や採用の改善に尽力している姿を見て常日頃からすごいなあと思っていました。
エンジニアリングマネージャーの仕事内容や葛藤などについて、自身の経験を元に話していたのが印象的でした。
LT4『スタートアップから学んだ濃ゆいこと』by iOSエンジニア 片山
LT4本目は、iOSアプリエンジニアの片山による過去に参画したスタートアップでの体験談についてのお話でした。 スタートアップでうまくいかないとき社内はどういう状況なのか、ひとつの会社の終わりを経験した立場から学んだことなどを話していて、あぁこれこそ人生だなと思いました。
普段穏やかですが何事にもあまり動じない安定感の裏にはこんな経験があったのかと合点のいった素晴らしいLTでした。
LT5『おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。』by サーバーエンジニア 堀川
LT5本目は、サーバーサイドのエンジニアの堀川による人生において落ち込んだ経験と現在についてのお話でした。 健康が一番大事、というメッセージを強烈に感じるLTでした。現在はKyashで色々なボールを拾っていただいていてありがたいかぎりです。
ちなみにこのタイトルはconnpassでイベントを公開する際に仮でつけたものだったのですが、Twitter上で気になると言う人が何人か出てきて変えられなくなった結果そのままのタイトルでやりきったところに男気を感じました。
LT6『ソーシャルゲーム業界で培われた根性』by サーバーエンジニア 井上
Kyash_Meetup__3.pdf - Speaker Deck
LT6本目は、サーバーサイドのエンジニアの井上による根性の話でした。 普段から当事者意識を実現する根性と体力すごいなと感じていて、たぶん水泳をやっていたおかげなのかなーと思っていたんですが、前職でも育まれたものだったとは知りませんでした。
色々な経験をしている人はつよいなと思う一方で、あまり頼りすぎないように気をつけなければならないと思いました。
LT7『エンジニアが求めるべき環境について』by サーバーエンジニア 竹澤
学び続けるエンジニア / Thinking Engineer - Speaker Deck
LT7本目は、サーバーサイドのエンジニアの竹澤によるエンジニアの学ぶ姿勢についてのお話でした。 Visaのプロセッシングまわりをメインで担当していて、いつもちゃんと学習した上で実装している姿を見ているので染み渡るものがありました。
色々と議論が起きそうな内容だったこともあり、イベント中のTweetもたくさんの方に見られていたようです。
これはその通りだと思う。 #kyash_meetup pic.twitter.com/iQYlgRISIo
— GO (@go0517go) September 25, 2018
Kyashに入社して9ヶ月経ち、少し全体が見えてきた今こそ自分を客観的に見つめ直して学んでいこうと思いました。
LT8『生涯現役を目論むおっさんの生存戦略』by サーバーエンジニア 岩藤
Kyash Meetup 20180925 - Speaker Deck
LT8本目は、サーバーサイドのエンジニアの岩藤による生存戦略についてのお話でした。 入社したばかりですが、最年長ならではの安定感と言いますか、ずっしり構えている安心感がそのままにじみ出ているよいLTでした。
最後の教えを乞う姿勢は自分も意識していこうと思いました。
初めての試みで内輪感も出てしまいがちなテーマということもあり、どう受け取られるか不安な部分もありましたが、参加していただいた方々には概ね好評だったようでなによりです。 自分自身、人生LTを通じてKyashのメンバーをより知る機会になってとてもよかったです。
最後に、次回11月6日 (火) のMeetupの募集で締めたいと思います。
次回は#3 人生とはガラリと変えて『プロダクト開発』をテーマに開催します。
CEOのプロダクトチームに対する考え方から、何をいつまでに作るかをどう決めて実装しているのかといった具体的な話まで、4人のメンバーがありのままに話します。リアルカードの発行やGoogle Payの対応など、他のプロダクトではあまりない開発タスクをどのように進めているのかをお話ししたいと思いますので、興味があればこちらのフォームよりぜひお申し込みください。