こんにちは、Kyashで開発をしているkonifarです。
少し前のことになりますが、7/31(火)にKyash Meetup #2 Server Sideを開催しましたので、その様子をお伝えしようと思います。
最後に、次回開催予定のKyash Meetup #3 人生の告知も書いてありますので、興味があればそちらも是非ご覧ください。
Kyash Meetupについて
Fintech企業でどのようにプロダクト開発がされているか気になる方も多いと思うのですが、ビジネスモデルやチームに依存する話が多いため外部の勉強会では話しにくいこともあります。
そこで、Kyashがどんな技術やチームで開発されているのかを知ってもらう場として、定期的にMeetupを開催しています。
当日の模様
当日はサーバーサイドをメインで開発している3人のエンジニアによるLTのあと、パネルディスカッションを行い、最後に懇親会でワイワイと話しました。
LT1: Kyashの開発環境をDockernizeした話 by seseragi03
www.slideshare.net
LT1発目は、入社して約1ヶ月の堀川による、開発環境をDocker化した話でした。
環境構築手順ドキュメントがメンテされなくなったり、マイクロサービスアーキテクチャのサービスを個別でgo runしなければならなかったりしていた問題をDockernizeで解決したことや、それを踏まえて今後やりたいことなどについて話しました。
LT2: Kyashのシステム全容 by ttakezawa
LT2発目は、VISAやQUICPay(Google Pay)のプロセシングまわりを開発してきた竹澤による、Kyashのシステム全容についてでした。
カード発行会社としての決済実務や、Kyashのシステム構成概要について話しました。VISAとの直結システムを内製開発していることで、自動チャージやプッシュ通知といった仕組みも独自で持てているという話に興味を持っていただけた方が多かったようです。
LT3: 決済・送金時の自動チャージ by satoshi555
LT3発目は、井上による決済・送金時のクレジットカード自動チャージの仕組みについての解説でした。
この発表は当日限定のもので資料の公開はありません。加盟店やアクワイアラといった用語も交えつつ、どのようなシーケンスで自動チャージが実現されているのかを説明しました。
パネルディスカッション
VP of Productの重松の進行で、サーバーサイドエンジニア3人と共にパネルディスカッションを行いました。
#kyash_meetup のハッシュタグをつけられた質問を拾いながら、Kyashならではの開発の難しさや、セキュリティ、テスト環境、リリース頻度、アプリエンジニアとの関わり方などについて話しました。
パネルディスカッションで話された内容については、懇親会の場でもさらに突っ込んだ質問がされ盛り上がっていました。
KPT
前回のMeetupで「KyashではKPTを頻繁にやって改善している」という話をしましたが、今回も前回同様MeetupのKPTの一部サマリーを紹介します。
Keep: 良かった点
- 待ち時間の間、会場に音楽を流していたのはやはりよかった
- Kyashならではの実装の話を来てくれた人に伝えられた
- 来てくれた人とコミュニケーションを取りながらパネルディスカッションができた
- 懇親会で社員のシャッフルタイムを設けたことでたくさんの人と話せた
Problem: 良くなかった点
- 用語など事前知識(オーソリ、クリアリング、セツルメントなど)が必要な内容になっていたところがあった
- パネルディスカッションでは、技術的な話を深掘りできるともっとよかったかも
- ちょっとご飯が足りなかったかも
Try: 良くするために次回試すこと
- Kyashならではの決済知識をペライチで説明した紙に印刷して席に置くておく
- パネルディスカッションに、社内のエンジニアもしくは外部からファシリテート役を立ててみる
- アンケートで腹何分目だったかを聞く
本当はもっと大量に意見が出ましたが、今回はサマリーということでいくつか目立ったものだけ紹介しました。
次回Kyash Meetup #3 人生
第一回『iOS・Android』、第二回『サーバーサイド』に続き、第三回は 『人生』をテーマとしてMeetupを開催します。
このMeetupは採用活動の一環として開催しているものですが、どんな人がいるのかよくわからない会社の採用選考を受ける気にはならないですよね。
そこで、中で働いているメンバーがどんな価値観を持っていて、普段どんなことを考えている人なのか知っていただくために、それぞれの 『人生』について話すMeetupを開催することにしました。エモ要素100%でお送りします。 今回は技術ネタは一切ありませんのでその点だけご注意ください*1。