こんにちは。Kyashでプロダクトマネージャーをやっているyamadaです。
2023年も終わりなので、1年を振り返って見て
- ロードマップは不確実なもの
- サービスはリリースがスタート
の2つを話そうと思います。
ロードマップは不確実な話
私がKyashに入社したのは、2021年の10月で2年ほど在籍しております。 プロダクトマネージャーとしては、ゲーム、教育、家族向け、料理とFinTech業界はKyashが初めてです。
2022年は、グロース/マーケー/分析領域を担当 その後、2022年の終わり頃から新規事業の開発に動き出しました。
今まで新規事業で0−1での立ち上げは何度か経験もありますし、業界が異なるだけで何とかなるだろうと思ってました。
しかし、金融系の場合、法的な確認が大変で、社内のLegalチームに加え、外部の法律専門家や金融庁への確認など多岐にわたります。 特に、今までに誰も行ったことがないサービスに関しては、法的にはOKでもできないこともあります。
結果的に、6ヶ月ほど進めてきた新規事業は、現時点でリリースできないことがわかり、FinTechでの新規事業の難しさを知りました。
他にも、もう一つ同様に動いていた新規事業に関しても、外的要因が理由で実行できず。 2023年の上半期のロードマップは白紙になりました。
サービスはリリースがスタート
そこから、何か新しい価値を作ることができないかと考え 企画構想から3ヶ月でKyashリワードをリニューアルしました。
(なぜ、この機能をリリースしたのかは長くなるので端折りますが)
Kyashでは、通常決済額に対して最大1%のポイントが付与されます。 これに加えて、ユーザーが楽しみながら景品が当たる機能をリリースしました。
新たに追加されたKyashコイン、チャレンジに応募すると人気景品やすぐに使えるギフトが当たります。
こちらを10月の下旬にリリースしましたが 初速の数字を分析しているときが一番楽しいなと改めて思いました。
それは何かと言うと 事前に想定しているシミュレーションや仮説が、何が良くて何が悪い、どういうギャップがあるのかの答え合わせです。 次は何をするべきかと言う前向きな議論ができるからです。
また、リリースしたことで、自分の仕事領域に以前やっていたマーケが加わりました。毎日広告の管理画面をいじるのが楽しいです。
新機能のリリースは、同じチームのメンバーのテンションが上がるのもいいですね。
リワード機能の構想としては1割程度の提供しかできてませんが、これからユーザーに支持されるような拡張をしていければと思います。
分析環境
Kyashでは、BIツールはTableauを利用していますが 簡易的に計測する場合はスプレッドシートから、BigQueryにデータコネクトして利用しています。
Kyashリワードでの定点観測のシート
最後に
自分から手を上げて動きたい、ロードマップは変わるものと楽しめるような方
興味のある方はぜひKyashの求人に応募いただければと思います。