AML対策を即座に実行できるKyashの強み

Kyash で金融犯罪対策室室長をしているPecoです。

センシティブ情報山盛りな分野なのでどこまで話せるか(書けるのか)・・という部分もありかなり大雑把な箇所もあるかとは思いますが、せっかく Advent Calendar で記事を書くことになったので金融犯罪対策室からみたエンジニアサイドへのリスペクトを書いてみたいと思います。

AML/CFTとは

「Anti-Money Laundering/Counter Financing of Terrorism」の略称であり、マネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融を防止する対策を指す言葉として使われています。

この言葉だけだとなんか凄い世界観だなと思われがちですが、もっとイメージしやすくするならば、犯罪や不当な取引で違法に得た資金をKyashのサービスを悪用し、架空口座や他人名義口座などを介しながら転々と移転させてないか等といった観点で検知できる環境を作り出す必要があります。

最近では金融犯罪という言葉がよく使われて闇バイト・フィッシング詐欺等でニュースを騒がせているかと思います。

Kyashの強み

なんといっても自社内でモニタリング体制等を構築している点だなと思います。 Kyashでは検知したい取引内容の条件や特徴をエンジニアサイドに伝え、その場でSQLの作成や自社システムへの取り込みを実施してもらえる環境が整っています。

日々刻々と変わる状況下だけに、不審な傾向や特徴を掴んだ瞬間に対応可能な環境というのは本当に大きいと感じています。

今後の目標

今はKyash全体のエンジニアチームに色々お願いをしている状況ですが、将来的には金融犯罪対策室専任のエンジニアの方を是非採用したいと思っています。

「悪は許さない」という正義感の強い方はもちろん、金融犯罪対策体制構築に興味のある方、自分でリスクを特定・調査・分析・システムへの落とし込み(自分で書いたコードが即座に活かされる環境)の一気通貫作業を得意とする方はぜひ Kyash の求人に応募いただければと思います!

気軽にコンタクトをとる時は VP of Engineering の @konifar の下記リンクか DM からご連絡ください!

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