ランチ手当をKyashで支給する運用を始めました

Kyash では 2024年12月 からランチ手当の支給を始めました。

物理出社を必須にしているわけではありませんが、出社するならメンバー同士でコミュニケーションを取ってもらいたいというメッセージを込めて、10,000円/月を上限として出社1回につきランチ手当2,000円を支給しています。

支給は翌月にKyashの送金で実行しています。 自分たちのプロダクトで福利厚生の制度を運用できる のはなかなか体験がよいので紹介したいと思います。

支給対象の確認

入館カードでの入館ログから出社したと判定しています。

実際にランチに行ったかどうかは見ていません。「出社したら支給する」という割り切って、申請の手間などを減らし運用コストを下げるという考えに基づいています。

対象者とKyashアカウントの紐づけはSmartHR上で行っています。翌月初に入館のログをもとに支給対象者と支給額を自動集計してCSVデータにまとめ、社内のシステムから人事がダウンロードできるようにしています。

このあたりの仕組みは @rela1470 がシュッと作ってくれました。素晴らしいですね。

支給の実行

人事がダウンロードしたCSVをもとに、支給額を経理に連携してから社内向けの管理画面にアップロードします。

送金をまとめて実行する機能を利用していて、承認権限のあるメンバーが承認すると即時に支給されます。シンプルな運用ですね。

今後改善していきたいこと

いちメンバーとしてもなかなか体験がよいし便利ではあるんですが、 法人送金を利用した即時支給にすることでより改善していきたい と考えています。

Kyashには法人送金サービスというtoB向けの事業があります。Kyashまたは銀行口座への送金を非常に安い手数料でAPI/管理画面から即時実行できるというものです。

今のランチ手当は翌月初にCSVデータを連携して管理画面から送金を実行する運用ですが、せっかくなら法人送金で実現したいのですよね。

法人送金サービスのAPIをうまく連携させられれば、『入館証をかざして入館した瞬間にランチ手当が振り込まれる』という体験が実現できます。 これはめちゃくちゃアツいですよね。ランチを皆で食べに行く動機づけにも寄与するでしょうし、何よりそういう体験ができる制度を自分たちのプロダクトで作れているということ自体にすごく誇りを持てそうです。

これを実際にKyashで実現していくには、現状Kyashアカウントの本人確認が必須となっている仕様の見直し、経理が支給額を把握をする観点で問題がないかの確認、の2点が必要かなと考えています。ぜひ実現に向けて動いていきたいですね。

ちなみに法人送金はとてもとてもよいサービスですが、伸びしろもめちゃくちゃ多いです。 サーバーサイドエンジニアを絶賛募集中なので興味がある方はぜひ気軽に連絡をください!

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