Kyash Techチームの2021年7~9月の対外発信の結果まとめ

Kyashの @konifar です。

Kyash Techチームでは、エンジニア採用活動の一環として社外向けの発信を強化しています。強化の背景は Kyash Techチームのブログ記事発信の進め方 に書きました。

こういった活動は定量的に評価するのが難しいですが、7月から9月までやってきた結果をいくつかの観点からまとめてみます。

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Passkeys in iCloud Keychainの実装紹介

こんにちは、Kyashモバイルチームに所属しているiOSエンジニアの @nekowen です。
8月上旬にマネーフォワードさん、エブリーさん、Kyashの3社合同でWWDCの勉強会を開催しました。

moneyforward.connpass.com

自分はPasskeys in iCloud KeychainについてLT形式で発表しました。
その内容とトークの中では説明しきれなかった細かいコード部分について紹介したいと思います。

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Jetpack Compose から始める、アクセシビリティ

こんにちは。KyashのMobileチームでAndroidアプリを開発している牛窪です。
皆さんは個人開発・会社でのプロダクトにかかわらずJetpack Compose導入していますでしょうか。勉強会やBlogはじめアウトプットしている方が増えているように感じています。

Kyash AndroidチームではライブラリがBeta段階から新規画面にJetpack Composeを採用し始めています。この記事ではJetpack Composeのアクセシビリティにフォーカスしてどのような取り組みを始めているか簡単な実装例を交えながらお話しします。

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「お客さまの声」を起点としたサービスの継続的改善

Kyash カスタマーサポートチーム(以下、CSチーム)のすーもです。KyashのCSチームでは、お客さまからの問い合わせ対応や、いただいた要望のプロダクトチームへのフィードバックを行っています。この記事ではKyashのVOC活用について紹介します。

VOCとはVoice of Customerの略称で「お客さまの声」を意味します。CSチームでは、問い合わせフォームに届いたお客さまからの要望をVOCとして収集し、全社に共有しています。

全社に共有する方法は2つあります。 1つはSlackです。「#all-users-voice」というパブリックチャンネルで発信しています。SNSに投稿された要望を有志が見つけて共有することもあり、チームを問わず誰でも自由に発信できる雰囲気があります。

もう1つはAll Handsです。All Handsとは全社員が集まるミーティングで、毎週金曜日に開催しています。一週間で届いたVOCをCSチームから共有しています。 (All Handsについては以下の記事で取り上げいますのでぜひご覧ください。)

note.com

CSチームとしてはVOCを共有する機会に恵まれている一方、共有しっぱなしでプロダクト改善に活かしきれてないという課題がありました。

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Kyashの採用リポジトリを公開して1年の振り返り

Kyashの @konifar です。

1年前の2020年9月、Kyashの採用リポジトリを公開してました。詳細は以下の記事にまとめています。

blog.kyash.co

1年間でいくつか変化もあったので、実績を振り返ってみます。

やったこと

採用面接ガイドの公開をはじめとして、候補者が社内の雰囲気を感じられるような情報を採用リポジトリ上でいくつか公開してきました。

日にち やったこと
2020/09/14 採用面接ガイドの公開
2020/09/23 Kyash関連記事まとめの公開
2020/12/23 Slack運用ルールの公開
2021/06/23 2021年Q3のブログ記事用GitHub Project作成
2021/07/12 他チームにも知っておいてもらいたいAndroid/iOSのリリース知識の公開

もし何か知りたい情報があれば、気軽にRequest Issueを上げていただけると嬉しいです。ちなみにこの1年で社外からのRequestはありませんでした 😇

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KyashのAPIのテストにおけるPostmanの運用方針

Kyash QAチーム*1@konifar です。

Kyashでは、一部のAPIに対してQAチームがテストを実施しています。開発経験のないメンバーもいるため、GUIで比較的簡単に操作できるPostmanを採用しています。

自分はもともとPostmanを単なるcurlの上位互換のようなものとして認識していたのですが、実はかなり高機能で、変数を利用したりフォルダ分けて一斉に実行したり、実行後のレスポンスやステータスコードの検証をJavaScriptのコードで書けたりもします。実行前にスクリプトで任意の処理を実行もできますし、NewmanというCLIツールを使えばCIに組み込むこともできます。便利ですね!

この記事では、KyashのQAチームでPostmanを利用する上での機能の使い分けや命名規則などの運用方針を紹介します。未だ完璧なものではないので、よりよい意見があれば是非教えていただけるとありがたいです。

*1:QAチーム自体の紹介はKyash QAチームの改善の取り組みについてをご参照ください。

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