Kyashに入社しました

この記事はKyashアドベントカレンダー2025の2日目の記事です! 昨日は konifarさんKyashに入社して8年くらい経ちましたでした!

はじめに(自己紹介)

2025年6月に株式会社Kyashに入社した田中公一朗(@tkmusic1976)です。

私は現在、クレジットカードでの決済処理(オーソリ、クリアリングなど)を専門的に担当するエンジニアリング部Paymentチームでバックエンドエンジニアとして働いています。KyashはVisaと直接接続しており、決済処理の要を担うのが私たちのチームの役割です。

Kyashへの参画を決めた理由

Kyashへの参画を決めた理由は大きく3つあります。

1つ目は「お金にまつわる体験の向上」と「金融サービスに求められる正確性・確実性」の両立を技術で成し遂げるということの魅力です。

決済・入金処理は複数のシステム連携の上に成り立ち、極めて複雑です。その上で、正確さ、そして24時間365日稼働が求められるという難易度の高い課題に、一人のエンジニアとして向き合いたいと強く思いました。

Kyashは創業以来、先進的な機能でお金にまつわる体験の向上を成し遂げてきました。競合がひしめく状況下で、いかにこの挑戦を高いレベルで継続できるか、というチャレンジに大きな魅力を感じたのが理由の一つです。

2つ目は社員の皆さんの情熱です。CEO鷹取さん、COO鳥越さんを始め、皆さんそれぞれが熱い想いを持って仕事をしていることが面談・面接を通して伝わってきました。そのような方々と一緒に働きたいと思いました。

3つ目は、かつての仲間をサポートしたいという想いです。前々職時代に自分を支えてくれていた元部下がKyashで奮闘しており、今度は自分が部下として彼をサポートしたいと思ったのも大きな理由です。

入社前のキャッチアップ

私はこれまで20年以上システム開発に携わってきましたが、そのほとんどは勤怠管理システムの開発や畜産農家向けサービスの開発で、決済領域については初めての挑戦でした。 また、KyashのバックエンドはGo言語で実装されていますが、私はGo言語での実務経験もほぼありませんでした。

そのため入社前に以下の書籍を通じて予習をしました。

決済分野

図解即戦力 キャッシュレス決済がこれ1冊でしっかりわかる教科書

キャッシュレス決済ビジネスハンドブック

決済システムのすべて

カード決済業務のすべて: ペイメントサービスの仕組みとルール

決済サービスとキャッシュレス社会の本質

決済インフラ大全〔2030年版〕―新型スマホ決済から新決済リスク、金融業態改革、次世代決済まで

キャッシュレス決済に関する業界の状況やカード決済に関係する登場人物やそれぞれの関係を把握するのにこれらは役に立ちました。 ただ、実際の業務で求められたのは、VisaとのIF(インターフェース)仕様や、Visaが提供する特定のサービスに関する詳細な仕様理解です。これらはオープンな情報が少なく、事前の深掘りが困難であり、結果として業務を通して事後にキャッチアップせざるを得ませんでした。

Go言語

Go言語プログラミングエッセンス

詳解Go言語Webアプリケーション開発

Go言語については以前「プログラミング言語Go」で基礎を学んでいましたが、より実践的な知識と作法を身につけるため、さらに2冊の書籍で学びを深めました。

入社して感じた組織文化

入社して感じたことは「みんなのレスポンスが早い。みんなが助けてくれる」です。

特に印象的だったのは入社した週のことです。ちょうどApple Pay による Visaのタッチ決済のリリース直後でした。 Slackで「どなたか知っている人がいたら教えて下さい」と質問をしたところ、多忙なはずのVisaのタッチ決済の担当者が即座にレスポンスをくれ、問題解決へ導いてくれました。

その他にも日々皆さんの相互扶助の意識を感じ取ることができる出来事があります。

・部門横断的なタスクが発生した際、「この部分は田中さんのキャッチアップに最適かもしれません」と声をあげてタスクのアサインを提案してくれた方がいました。

・私にとって初めてのタスクにアサインされた際は、私が担当と決まった1分後には関連する参考資料や過去の議事録へのリンクをアドバイスとともに提供してくださる方がいました。

入社後に取り組んだこと

まずはやってみる

入社後は小さめの開発タスクをこなしながらキャッチアップを進めていきました。その中で意識したのは、「分からなくても自分が解決する」です。

自分のチームには決済関連の運用を行うチームなど他チームから日常的に問い合わせが来ます。これに対してチームに来た問い合わせは自分が解決するんだと考えて取り組みました。

最初は知識不足で質問の内容も分からず、見当外れな逆質問をすることもありましたが、それはもう仕方ないです。分からないからこそやって覚えるしかないと割り切って、積極的に取り組みました。

その結果、次第に勘所が分かってきて的確な対応をできるようになり、他チームの皆さんとの信頼関係も構築できたかなと思います。

チームの役目を果たしていく

次に意識したのはチームが受け持つタスクを問題なく実行していくことです。 Paymentチームはできたばかりですが既にやるべきことは沢山ありました。

それらについてリストアップした上で優先度の認識合わせをして、スケジュール的に自分が着手したほうが良いと考えるものを順に着手していきました。

特に印象深かったのは、Visaの仕様変更・機能追加への対応をリードしたことです。

定期的に発生するVisaの仕様変更・機能追加にKyashのシステムを対応させる必要があるのですが、スケジュール的に8月頭には対応方針を決める必要があると気付いたのは、7月の最終週でした。期限が迫る中、ひとまず英語で書かれた900ページ超の仕様書を読み込み、影響範囲を特定し、対応方針をチームで決めていきました。

プレッシャーも感じましたが、最終的には期限までに対応方針をまとめることができました。この時、策定した対応方針をレビューしてくれた社内の有識者に「完璧」と言ってもらえたのは「やれば何とかできるんだ」と自信になりました。

チームとしての成果を出していくために

現状、キャッチアップも進み、私個人としては決済担当としてやるべき仕事を問題なくこなせるようになりました。しかし、チーム全体としての持続的な成長という観点から見ると、いくつかの課題が明確に見えています。

現在のPaymentチームは、タスクを分担して個々人が責任を持って完遂するという形で成果を出しています。しかし、今後新しいメンバーが参画した際、このやり方だけで同様のアウトプットを維持できるかというと、不透明な部分があります。

例えばメンバーが入れ替わってもチームとして同じアウトプットが継続的に出せるように、今後はチームとしての仕組み化に力を入れていこうと考えています。

仲間を募集しています!

Kyashは、金融領域の厳密さと、ユーザー体験を追求する柔軟性を両立させる、挑戦しがいのある環境だと感じています。

特にPaymentチームは、堅牢で安定した決済機能を提供するという「守り」の部分と、より便利な決済機能をユーザーに提供していくという「攻め」の部分の要になるものだと考えています。 この両立は大変ですが、同時に大きなやりがいがあり、とても楽しいです!

このような役割を一緒に果たしていく仲間を募集中です!私と同じように、新たな領域に挑戦したい方や、金融と技術の融合に興味がある方は、ぜひご連絡下さい!

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